ポール・クルーグマン米プリンストン大教授
「日本の対応が遅く、根本的な解決を避けていると、西欧の識者は批判してきたが、似たような境遇に直面すると、私たちも同じ政策をとっている」
「上昇する米失業率を見ると、失われた10年を経験した日本より悪化している」
このほど緩和が決まった時価会計については「金融機関の損失処理には時間を稼ぐことが必要」として一定の評価を与えた。
日本では不良債権の実態把握が遅れたことが長期の経済停滞を招いた一因とされ、米国の時価会計の緩和も金融危機の全体像の把握を遅らせるとの見方があるが、クルーグマン教授は当面の危機回避のために容認する姿勢を示した。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090413#1239580806
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090413#1239619420