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【私の好きなタカラヅカ】プロ野球解説者・福本豊(上)

そのころ体の調子が悪かった嫁が、観劇したあとスカッとして気持ちよく帰ってきてね。これは医者に行くよりいいかなと思って、ぼくも一緒に観劇するようになったんです

 「最初は恥ずかしかったし、テレくさかった。どの人も同じ顔に見えたしね。わけわからんまま、きれいやなーと思うて見てたけど、ちょこちょこ行っているうちに気にならなくなった。だんだん舞台がわかるようになると、楽しみになってきたんです」

 今では、宝塚大劇場はもちろん、宝塚バウホール、東京公演、名古屋・中日劇場、福岡・博多座などの地方公演、ディナーショーにも行くほど、すっかりハマっている。

 「どの組もまんべんなく、1公演を6回から8回は見てます。見るたびにみんな、上手に変わっていくんですよ。次はどのコが出てくるかなと、勝手に想像する楽しみもあります」

よかったねぇ。感動もしたし、よく泣かされますよ。知らんうちにポロッと涙が出てる。

【私の好きなタカラヅカ】プロ野球解説者・福本豊(下)

星組公演「スカーレット・ピンパーネル」(平成20年)は、計13回も観劇した。

最後の作品は泣かされっぱなしでした。

「現役の野球選手より、よく食べてよくしゃべる。それで太らないのはそれだけ練習がキツイからでしょう。精神的にも、体力的にもがんばっていて、強い。野球選手の方が完全に負けてますよ」

「ぼくが一番年上で、30代から60代まで10人ぐらい。一度舞台を見たらみんな、ええなぁという。帰りにはブロマイドを買うやつもいるし、必ずまた次も行きたいというんです。チケットが手軽に買えれば、男性ファンももっと、劇場へ行くんやないかなぁ」

「早変わりも、華やかさも圧巻で、すべてが驚かされる美しさ。野球も同じですけど、やっぱり実際に“ナマ”で見るのはええですよ」