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自公政権の液状化は「政権交代→日本再生」への千載一遇のチャンス

1993年夏、小沢一郎が、政治改革のために、野党暮らしも覚悟の上で、手勢を率いて自民党を脱党したときには、驚愕と感動で胸が一杯になったのである。

 数日前、友人の自民党長老は「かつては、ガバナビリテイのある実力者が、天下危急の時には汗もかくし、知恵も出した。いまは、そうした本物の実力者がいない。総理経験者なんぞ屁の役にも立たん。若手も経験豊富な先輩の話を、バカにして聴こうともしない」と嘆いていた。彼の嘆きは一面の真理を衝いてはいるが、私は、進行中の液状化は、半世紀もの間、日本を支配してきたシステムや政策が時代と民心の変化に対応出来なくなり、官僚機構も機能不全に陥り、修復不能になって、日本全体に波及したことが本質だと考えている。

小沢が描いた<政権交代による日本改造のシナリオ>は、壮大なロマンである。

マスコミ各社「横並び」の、執拗な「小沢批判」も、政官大手マスコミの癒着の温床である記者クラブ制度廃止を明言し、実践している小沢一郎に対する恐怖心と憎悪の現れであろう。

私は日本のために、小沢一郎のような「本物の革命的改革者」が、自公政権打倒だけではなく、民主党に厳しい目をもち続けるべきだと考えている。