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衆議院は何のためにあるか?

 100年来未曽有の経済危機と言われる今、「衆議院」に求められるのは、本当の意味で有権者の日常生活に希望をかなえ、政治の明日に期待感、HOPEを持たせてくれる「活力を持って建設的な政策を随時立案、実行していける、民意の代弁者」であるべきだと、私は考えます。信望のない人が、いくら「景気対策だ」と言っても、全く効果は上がりません。

 別の表現をするなら「高い能力がきちんとあって、かつ同時に、大衆の本当の生活を知っている人

 これと文字面で対極にあるものを考えてみましょう・・・「能力は普通程度しかなく、しかし大衆の本当の生活を知らない人」、典型的な二世、三世議員がコレですね。私は今のような「国難」と言われるような時代、いかに「地元の期待」があろうとも、こういう人が議席の大半を占めることは、日本のためにならないと率直に思います。

 そして今、衆議院議員に求めたいのは、大切な国民の血税が「うっ血」している状態で、必要・適切なビジョンを官僚・専門家集団に示し、イニシアティブを取っていける政治のリーダーシップにほかなりません。

 彼ら、選挙結果とは無関係に仕事している公務員集団の能力をきちんと引き出して、国の舵取りを動かしていけるだけの胆力とビジョンを持った「人物」を選んでいくこと。衆議院という議院が本当に民衆の声を反映するためには、そういう人間を私たち主権者国民が確かに選んで、永田町に送り込んでいかなければならないでしょう。

 今、私たちが選ぶべきなのはもし再び2.26事件や5.15事件が起きたら暗殺ターゲットになるほど強烈な力を持った「民衆のための政治家」だと思います。

アメリカで少年奴隷として売られて農場で重労働を経験した後、近代的な欧州型の理財学を極めてトップエキスパートの能力と胆力を誇った、高橋是清のような「苦労人でもあり、でも苦労にくたびれてしまうことなく能力と人格を持つ人」が、候補者の中にいることを期待して、投票場に赴こうではありませんか?