自民党の長い歴史の中でも、小泉内閣後の3年3首相の統治力の無さはひどかった。まさに小泉純一郎さんが「自民党をぶっ壊す」と宣言して、安倍(晋三)さん、福田(康夫)さんが引き継ぎ、最後の麻生(太郎)さんが見事に実現させましたね。小泉さんは、森喜朗政権末期、自民党内にあった自民下野の空気を吹き飛ばしたといわれていますが、ほんの一瞬のことでした。
かつての自民党は、政界の横綱として時間的、空間的に大局を見ることができる政党でした。だから中曽根康弘元首相の政策にしても常に長期的、総合的なスタンスで考えられたものでした。
こうして自民党はますます劣化し、軽薄になっていったんです。
後は自分さえよければという“自分党”議員ばかりになってしまったんです。
だからやることなすこと国民に見抜かれていた。
麻生さんは「どうして自民党はこんなに節操のない政党になってしまったんだ」と言ってたようですが、何をいまさらですよ。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090802#1249212474
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090626#1245985822