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【裁判員 判決】“重い”判決にプロは「市民感覚」「被害者心情に傾斜」

検事総長但木敬一

 「裁判員が法廷で直接、遺族の気持ちを聞き、被告の態度を見て、その生活感覚から率直に判断した結果だろう。事件の個性に応じて市民感覚を素直に反映しており、非常に新鮮な感覚だった」

検察側の求刑について、「これまではプロとしての客観的な相場で決めてきたが、これからは事件の個性を重視し、個別に決めていかなければならなくなるだろう」