https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

平野貞夫の国づくり人づくり政治講座 第23回 《『政(まつりごと)の心』を求めて》 第10回 ―「 日本の議会政治の反省(2) 」―

平成時代になって日本の政治を分析する研究は山ほどあるが、歴史観をもっているものはほとんどない。

最近、日曜日の早朝某地上波TVの政治番組の司会をしている東大教授なんか。何をやっているのか、よくあれで学者が務まるものかと驚くばかりだ。政治家OBや長老を招いて、時事放談をやっているが、彼らは私に言わせればほとんどが、日本の政治を悪くした連中だ。中には「政治的犯罪者」といえる人物も複数いる。

東大学長経験者で、小泉首相の私的諮問機関の代表をした人物がいたが、これも問題だ。「首相公選制」であったが、憲法上問題のあることに関わる不見識さに驚くばかりだ。彼だけでなく、最近の学者は政府・国家権力の役職に就きたがる傾向がある。そしてTVに出演して政府の方針にヨイショする姿は、学者として見識を疑う。

こんな教授連中に教わった学生が、政官財マスコミ界で活躍するようになった平成時代、日本社会が適切に発展するはずはない。特に選挙を通じて選ばれた政治家の中には、問題の多い人物が多い。政治は決してキレイゴトでは済まされない悪い奴が栄える世界でもある。本来なら刑事責任を負うべき、元首相や元閣僚が、自分だけは正しく平和を追求し民衆のために尽くし、国家のためと語ることを許している社会に問題があるのだ。

野中と共演して刺し違えようともしない藤井裕久にも驚く。