ヨーロッパではユニバーサル・バンキング(銀行が証券業務を営む)が大昔から主流です。銀証分離は、アメリカにおける規制の穴を結果として拡大した面はあると思いますが、金融危機の主因ではありません。
インセンティブに働きかけ、「文化」の悪い面が行き過ぎることのないように封じ込めることが、最適な規制戦略であると考えます。
人間でいえば元々コアの部分は善なのだが、通常はこれに悪が混ざっている状態で、前者に注目するのが性善説で、後者に注目するのが性悪説。
修行は何が善であり悪であるかかを学びつつ善の部分を刺激することで悪の部分を弾き飛ばす。
これが出来るようになると他人のいいところも見えるようになる。
それで、一般に「他人のいいところを見る」といわれるのはいい部分をその人と見て接するということで、そのことで善を勧めて悪を救う。
それでも外れていくときにこれを懲らす。
「市場原理」というのも「自然法」「天地間の理法」「天」を経済の側面から見たもので、「善因善果、悪因悪果」の法則(=「因果の法則」)のこと。
「そういう法則に支配されてますよ」ということ。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090814#1250202410
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081226#1230265581