《特別インタビュー》歌原 奈緒さん……防災フェアで活躍、「防災に目覚めました!」
気象予報士と野菜ソムリエとは、私のなかでは密接な関係があるんです(笑)。大学3年生の終わりごろに気象予報士資格を取りましたが、その後、お天気に興味を持ってニュースなどを見ていると、お天気と野菜には大いに関わり合いがあることに気づきました。
高校2年の夏からアメリカ・オハイオ州の高校に1年間留学し、単位認定制度でそのまま大学進学をめざすことになりました。慶應の環境情報学部はカリキュラムを主体的に選択できるなどアメリカ的な学習スタイルだったこともあって志望しました。授業では環境問題を扱ったり、フィールドワークで実際に土にさわって状態をみたりしていました。そのなかで徐々に気象に関心を持つようになり、気象予報士の資格を取ろうと思い立ちました。
ふだんはできるだけ明るい雰囲気で情報提供したいと思っていますが、災害につながりそうな予報があるときは、十分ていねいに、誤りのない情報を注意深く伝えることを心がけています。
テレビ出演のないときも、天気図や気象概況などの情報を集めて分析しています。
気象予報は全国的な範囲と各地の予報がありますが、地方の予報ですと、たとえば山が迫っていたり沿岸部だったりと、むずかしい条件があります。その土地土地で、過去どんな気象災害が起こったか、ハザードマップや土砂災害危険地域などの情報も重要ですから常に勉強が必要で、いろいろ経験を積んでいくお仕事でもあると思います。
実は、次の目標は防災士資格取得で、年内にも取得できればと考えています。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091005#1254700468
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091006#1254790186
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090519#1242695912