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最後まで自然体 宝塚月組・瀬奈じゅん

「最後だから、という感じはまったくないんです。最後まで押しつけでなく、見た人がいろんな形容詞をつけて下さる男役でいたい」

「いろんな人の友情、愛情に触れて成長していく男を描いていて、歌もそういうものに感謝している歌詞が出てくるんです。私個人も今までいろんな人、例えばファンの方々であったり、劇団の人…。皆さんの事が思い浮かぶような歌詞で、心情的にかぶるんですよね」

「下級生から“こういう役初めて見ます”って言われたので、最後の作品でも新たな自分が発見できるように演じられたらいい」

 劇中ではピアノを実際に弾く場面も多く、その腕前は見事。しかし本人は格段「ピアノが得意」というワケではないらしい。音楽学校時代もピアノの成績は「40人中38番ぐらい」だったそうだ。「だから先生(演出家)にも聞きましたよ。“なんで私がピアノなんですか?”って。でもピアノを弾くということよりも、ピアノに対しての思い、芝居として心情的なモノを表現したいって言われたので、私にとっても“ピアノを弾く”ことに重きを置いているわけではありません」と話した。