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次なる狙いは自民揺さぶり 郵政株凍結法成立で“勝利宣言”の亀井氏

 「強引に郵政民営化を進めた4年前の暴挙…。今日の凍結法案で民営化の心臓部を突いた」

 亀井氏はこの後、金融庁へ戻り、日本郵政斎藤次郎社長ら幹部と会談。「国民との共同作業の中で、日本郵政を新しい方向におもかじを切りたい」と呼びかけた。

 郵政株式売却凍結法の採決に自民党は欠席を通した。民営化慎重派や見直しに傾く若手が造反する恐れがあったからだ。


 改革法案の審議でもその構図は変わらないと見られ、与党側は「自民党がガタつくのは間違いない」(民主党ベテラン)とみている。

幹部の1人は「郵政問題で自民党議員を国民新党に引っこ抜きたい」と語った。