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「世論調査は、あたったことないよ」小沢幹事長会見

 「人それぞれの考えで、特に政治家は、国民から選ばれてるんですから、自分の判断で、責任で、行動するっちゅうことであって、私どもが、それについて、とやかく思ってもいませんし、言うこともありません。民主党政権政党として、その責任を果たしていくことによって、国民の理解と支持を得ると、ということに全力を傾けると。それらの新党のうんぬん、ということについては、何ら、考えておりません」

 「私は招かれたんで、別に延期とか、やるとか、という立場ではありません。それはアメリカの、招く方の判断でもありますし、また、マスコミ諸君があまり過度な関心を寄せられるのも、あまりよろしくないということも、それぞれ、あったんじゃないすかね。私としても、できれば選挙前ですので、選挙に全力を傾注したい。そう思っております」

 「マニフェストはいま、検討の委員会かな、何かでやろうとしておりますので、そちらでやればいいと思います。中身については、半年前の国民との約束を変えるっつう方が変じゃないですか。それは、基本的なことはですよ、細部の色々な現実の施行に、どうしたらいいかとか、何かかんか、そういうことは、方法論とかね、そういうのはいいけれども、半年で基本が変わるっていうのは、とても国民に納得されないんじゃないすか」

 「自民党も最盛期でも、2人区で独占するっちゅうのは、そう、めったにあったことではありません。ですから、その意味では2人区に2人っちゅうのは、大変厳しいんですけれども、1人区ちゅうのは、自民とがっぷりよつになって血みどろの戦いが続けられているわけです。ですから、過半数という大目標を1人区の人たちだけに背負わせるっちゅうことは、これは仲間としても党としても、公正なやり方ではないんじゃないかと。やっぱり、2人区に2人立てることによって、初めて1人区と同じことになるわけでして、そういう意味では、私は基本的な方向性は間違っていない。みんなが等しく汗かいて頑張るということであろうと思います。また、選挙の中身についてはですね、私は、ほとんどが浮動票だと、みなさんのあれだと、無党派層っていうんですか、浮動票だと思っております。それは、自民支持層であっても民主支持層であっても変わらない。ただ、その中の支持母体の人たちが声をかけられる範囲、それによって一定の支援の票は出るわけですけれども、旧来の自民党であれ民主党であれ、組織や支持母体では声がかからない層ね、これがかなりですよ、ほとんどと言ってもいいくらい声がかからない、かけ得ない層が非常に多い。ですから、その意味では旧来の支持母体と、それから手の届く票でもって、まず、1議席を確定的なものにすると同時に、その声の届かない、手の届かない人たちに声をかけ、手をさしのべて、そういう票は、もういっぱいあるわけですから、そこを重点的に2人目の人は支持を拡大することによって、お互いに支持層の拡大に、基盤の拡大につながると思っておりますので、マスコミのみなさんが、なんやかんや言うほど、そういう風には見ておりません。かなり、いい戦いができるんじゃないかと。自民党が2人立てる力はないですから。ですから、その意味で、いい戦いができるという風に思っております」

 「党務をあずかる幹事長は選挙戦に勝つということです。別に内閣支持率うんぬんは関係ありません。ただ、ひたすら、国民のみなさんの理解と支持を得るために、私はその先兵となって戦うということのみです」

 「同時にね、両方、健全で強い政党に育ってくれるというのが、一番いいことですけれど、世の中、なかなか、そううまくいかないもんで、まずは政権をあずかった民主党が、政権党としてしっかり国民の期待にこたえられるような政党になることが肝要だと思っております。自民党もやっぱり、半世紀以上にわたって、ほとんど政権を取ってきたわけでして、やっぱり、過去の既得権やしがらみに、全部とらわれていたんではね、そりゃ、自民党の再建はできない。だから、私としては本当に自民党が再び政権を狙うという気概をもって、そして、お互いの小異は乗り越えて政権担当能力のある政党によみがえってほしい。そう思ってます」