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閉塞・首相、異例の記者会見 展望なき先制攻撃! 「政権維持」への意欲はあるが…

 臨時国会召集日に異例の記者会見に踏み切った菅直人首相だったが、消費税率引き上げ問題など重要課題ではあいまいな発言に終始した。9月の民主党代表選に向け、先制攻撃を仕掛けたつもりだろうが、参院選大敗を受け、くすぶる「菅降ろし」への懸念から強いメッセージを何一つ打ち出せないまま。伝わったのは「政権維持」への渇望だけだった。

「責任ある政治」を訴えたのは一体誰だったのか。

第三の道」にも触れずじまい。

これから首相が何をやりたいのか、一切伝わってこなかった。

 参院選後に辞任しなかった理由を問われ、首相は「責任を投げ出したときに次の世代に政権を渡しきれるのか考えた」と答えた。政権維持のみが目的だと明かしたも同然ではないか。

 首相は「20年間の閉(へい)塞(そく)状況を打ち破りたい」と訴えるが、民主党田中真紀子元外相は首相の代表選出馬をこう評した。


 「ナンセンスだ。政治が分かっておられない。総辞職するくらいの覚悟がないとダメですね」