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意地悪をされて嘆くだけでは成長しない そこからどう動くかで親密度が決まる|俺様社員の取扱説明書|ダイヤモンド・オンライン

 ビジネスにおけるゴールデンエイジ(入社1〜2年目)には、業務の具体的な内容(「やり方」や「方法」)はもちろんのことですが、その前(または、それと同時)に「あり方」「心構え」「あらゆる業務に共通する基礎知識」といったビジネスの基本や常識も教える必要があります。


 なぜなら、この時期にこれらを教えないと取り返しがつかなくなるからです。

 入社してしばらく(少なくとも数年)は、社内の人たちからも、社外の人たちからも「試されている時期」にあるということを若手社員に教えてください。これを知らないと、ちょっと嫌な目にあったり試練にぶつかると、その人を怨んだり、すぐにあきらめてしまったり、腐ったりしてしまいます。


 運よく希望の部署に配属され、意気揚々と出社しても、始めの頃は資料の整理をさせられたり、コピーやホチキス止めなどの雑用ばかりを頼まれたりします。


 これらを通じて、仕事の流れや職場の人間関係などを学ぶ時期なのですが、彼らにはそう認識できていない人が多いようです。

 一事が万事です。単純な作業ひとつ見ても、彼らの「人となり」がわかってしまいます。


 この時期、周囲の人たちは、アウトプット以上に、日々の何気ない言動や業務に取り組む姿勢を見ています。


 そのときそのときのひとつひとつの対応が、「真実の瞬間」であり、その些細な言動に、その人の本性や人柄が現れているからです。

 もちろん、このような意地悪に近い行為をしている人たちは、意識してやっているのか、それとも無意識で行っているのかはわかりませんが、その後の対応を見て、どういった人物なのか、その判断を下しているのです。

 このような一見マイナスの現実をどう捉え、それにどう対応するかが、今後の成長を左右することになります。あきらめるのは最も簡単ですが、最も愚かな選択であることを認識させてください。

「オレは意地悪な性格だから、どの会社からも新人が来ると必ず試すんだよ。お前だけだよ、見込みがあるなと思ったのは。だいたい、こんなこと言っちゃ怒られるけど、市販薬なんて、どこのメーカーだって大差はないんだよ。だから、今後の長い付き合いを考えると、オレ好みの見込みのある営業マンのところの製品を多く入れたくなっちまうんだよな」

 TOEICで満点を取ったプライドも、マーケティング理論も、戦略理論も、すべて吹っ飛んだ瞬間でした。でも、こんな洗礼を入社して1〜2年で体験できない人は不幸ですね。その後、伸びませんから

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