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焦点：レアアース資源独占の中国、環境技術開発競争で優位に

環境技術の需要拡大を受けたハイブリッド車や風力タービンの生産競争で、中国には１つの明確な強みがある。世界最大のレアアース埋蔵量を持ち、生産をほぼ独占していることだ。

　中国は世界のレアアース生産高の９７％を占める。

　中国は２００５年以降、輸出割当や関税を通じてレアアースの輸出を規制している。国内のクリーンエネルギーやハイテクセクターの発展を促すため多くの資源を確保することが目的で、今月１１日には２０１０年の輸出割当量を前年比４０％削減すると報じられた。

　世界のレアアース供給を脅かす最大の要因は中国の国内消費だ。中国は世界の３分の１のレアアースを埋蔵し、６割を消費する。