■ - d1021の日記

まともな国の首相なら日中首脳会談でNYでの「領土と国家主権に関して譲歩するつもりはない」との温家宝演説を引き，「欧米列強の植民地支配に苦しんだ中国が領土と国家主権について敏感なことを理解する。日本も中国が尖閣の日本主権を尊重すると信ずる」と言ったはず。菅首相はどんな言い回しを？

現在の日中関係で双方が噛みしめるべき真の友情に関する中国の至言。「怨みを匿して其の人を友とする（内心では怨み憎みながら、うわべだけ飾って友達付き合いすることは、恥べきことだ）」（論語）日中首脳会談で菅首相が会話の口火を切るのに使ってくれればよかった。胡錦濤主席の鉄仮面も綻んだかも

日中関係打開に使える中国の至言。「忠告して善く之れを導く（偽りなく、真心をもって語り、良いほうに導いていくのが友達に対する道である）」（論語）この原点を忘れると日中双方の世論は簡単に危険水域に近づく。日本の政治家とメディアはこの至言を前面に、もっと強く、堂々と中国の非を問うべき。

中国は露骨に日本対して「嫌い」な対応をしています。日本は「嫌われたくない」ためにへつらって心にもない言動をしている。それこそが真に信用されないことであることを未だに分かっていない。これが本質的な問題。

人民解放軍創立記念日のパーティーで中国の陸軍武官と天安門事件について話す。上海滞在中だった私は、軍を出した民主化運動への対応を厳しく批判、当時の陸軍武官と顔に唾が掛かるほどの激論に。その話に現在の陸軍武官「喧嘩するほど仲が良いといいます。喧嘩しなければ友ではない」それでよいのだ。