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【次代への名言】警世の科学者編(2)

「子の賢不肖、多くは父母のしわざなり」(貝原益軒(えきけん)『和俗童子訓(わぞくどうじくん)』)

 「万物で最も尊い存在である人に生まれるのは極めて難しい。でも、人と生まれて学ばなければ、生まれないと同じである。学んでも人としての道を知らなければ、学ばないと同じ、学んで道を知っても、行わなければ知らないと同じだ。(中略)子を教えずして道を知らせないのは父の誤りである。不仁というべし」

 「堯・舜(ぎょう・しゅん)などの中国の聖人もわが子の不肖をどうにもできなかった。教えても従わないからといって子孫を責めとがめて和を失ってはならぬ。みな天命なのだから、自ら苦しみ、人を怒りて楽(たのしみ)を失うべからず」

神様は今の人間を見て「『人間』という名に値する者は殆どいない」と言っている。