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「育て上手」の上司たちの調査でわかった OJT成功のセオリー(その3) ――「いいからやれ!」が通用しない時代の指導術|なぜ職場で人が育たなくなったのか|ダイヤモンド・オンライン

 バブル崩壊前に社会人になった方なら、「いいからやれ!」と仕事を与えられ、試行錯誤を繰り返しながらなんとかモノにしていった経験があるはずです。上司や先輩は要所要所でアドバイスをしてくれましたが、ひとつの仕事について、最初から意味や意義を事細かに説明することは希でした(業種・職種、あるいは状況によって例外はあったと思いますが)。


 しかし、それから20余年たち、今、同じように「いいからやれ!」と仕事を与えることは、若手には通じにくくなっています。

 1年目社員の場合、その業務を経験することによって「どういうスキルが身に付くのかを理解させる」こと、「文書化・チャート化して目標を可視化する」ことが、成長にプラスになることがわかりました。

 2年目から5年目の若手の場合は、「本人の能力より少し高い目標を立てさせる」、つまりストレッチした課題を与えることと、「優先順位を考えて計画を立てさせる」ことが、仕事力を向上させることがわかりました。

 私たちが、その昔に経験した、「いいからやれ!」では若手社員は育ちにくい。「その業務には、いかなる意味と意義があり、それを通して、どんなスキルが身につくか」を明示することによって、新入社員は不安を軽くし、モチベーションを向上させることができる。

 共通特性としては、「提案型で相談させ、他メンバーの前で仕事内容を発表する機会を作る」、「ヒントを与え、まず自分で考えさせ、その後一緒に考える」という2つが抽出できました。

 また、新入社員については、「見ていることを意識させ、個別ミーティングで進捗を確認し、愚痴を聞く」、「一人で抱え込ませず、メンタル面に気をつける」という2点が明らかになりました。

 2年目から5年目については、「最終的な形を意識させながら実行させ、達成感を感じさせる」こと、「まず自分で考えさせ、必要に応じてサポートする」ことが、成長に関わることがわかりました。

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