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第2回「デット・デフレーションの新しい理解」 小林慶一郎のちょっと気になる経済論文

動学的一般均衡モデルで記述する統一的な理論の枠組みが作れるのではないか、と私は考えています。その鍵になるのは、企業などの借入制約(または担保制約)と資産価格の変動です。たとえば、資産価格が下落して企業の担保制約がきつくなると、設備投資や雇用の減少が発生します。このメカニズムでアメリカの大恐慌や日本の長期不況をある程度は説明することができます