https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

米ゴールドマン、商品相場の最近の上昇受け顧客に利益確定促す

 ゴールドマンは投資家に対し、昨年12月に推奨した、原油、銅、その他の商品相場の上昇を見込んだ「CCCPバスケット」取引を手仕舞うよう警告。

 ゴールドマンの商品担当チームは、リサーチノートの中で「CCCPバスケットは今後12カ月間に依然として上昇する可能性があるものの、短期的なリスクとリターンの評価は同バスケット取引でロングポジションを維持することをもはや支持していない」と指摘した。

 ゴールドマンはまた、3月21日付のリサーチノートで、投機筋の原油取引におけるネットロングポジションは100バレル相当ごとに、原油価格を8―10セント押し上げていると指摘。政情不安が北アフリカ、中東に広がるに伴い、投資家は2月中旬から3月下旬の間に既存のポジションに加え、1億バレル近くに相当するポジションを積んでおり、「リスクプレミアム」は約10ドル上昇しているとの見方を示した。

 ゴールドマンの見積もりに基づくと、米原油の投機的なプレミアムは1バレル=21.40―26.75ドル(価格全体の5分の1)に当たる。