2011-06-03 ■ 政治 政治 「小沢・菅抜き」連立…「鳩菅」合意で幻に 「17年国会議員をやっているが、こんなどんでん返しは初めてだ。問題は何も解決されていない。早晩行き詰まるだろう」 前原誠司前外相は2日夜、東京都内のホテルで開いたグループの会合でこう嘆いた。グループでは、不信任案採決での大量造反は避けられないと見て、可決、否決にかかわらず、小沢を除名処分にして、菅にも退陣を求めるべきだという意見が強かったのだ。 前原や仙谷は既に、自民党の大島理森副総裁や石破政調会長と連絡を取り合っていた。 「鳩山氏も余計なことをしてくれた。小沢氏を堂々と切ることができるチャンスだったのに」