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【首相辞意】怒り爆発 鳩山氏「首相はペテン師」発言詳報

 「お分かりのように、昨日は内閣不信任決議案が可決される勢いだった。で、首相に『このように野党の力で辞任させられるならば、ご自身の意思で辞任を表明してもらいたい』ということで、私は官邸にうかがった。そのことは首相も分かっているはずだ。で、『お辞めいただきたい』と。その時期に関して、確認書を交わしたということだ。『復興基本法の成立と、平成23年度第2次補正予算案は成立までではありません』と申し上げた。編成のめどが立つということで、お引き取りいただくと。そこに『結構だ』ということだったから、私は『それならば(2日昼の)代議士会でお話しいただき、私から(の発言)も加えて、そのことを確認を申し上げたい』と」

 「それに対して、(首相は)代議士会で一切、何もお話しせずに、『理解された』と。当然、私たち、多くの皆さんに大変、不満もあったと思う。当たり前じゃないかという気持ちもあったと思うが、これはある意味で政治家同士だから、口できちっと約束したことは守る。あたり前のことです。それができなかったら、ペテン師です。そんな詐欺師まがいのことを首相がやると、私は思っていない。今でも信じていますから。当然、(復興基本法案の成立、2次補正の早期編成のめどをつける−の)2つの確認事項が守られたら辞めていただく、辞任をするということが、少なくとも二人の間の確認だ」

 「昨日の(首相記者会見での発言は)、全くその確認事項を無視するような発言であるように私は聞こえた。見てませんけど。どうも、もっと先送りする意向だと。不信任案が出る直前には辞めると言い、否決されたら辞めないという。こんなペテン師まがいのことを一時の首相がなさってはいけない。当たり前の話です。人間としての基本にもとる行為をされようとしているのであれば、即刻、党の中の規則の中でしっかりと首相には辞めていただくように、当然のことながら導いていかなければならないと思う」

 「みんな、今の否決した多くの人たちも、今の菅体制、特に菅首相に対しては、さまざまな批判的な気持ちを持っていたわけです。それを極力抑えて、そして、私の発言でみんなが我慢をして、そして政党人だからということで多くの方が行動してくれた。中には、当然、そうであっても菅首相に対する不信感から、そのような行動に出た方がいる。あのような記者会見をされれば、どちらが正しかったんだみたいに皆さん、感じているでしょう。ならば、不信任案に賛成するべきだったと思っている方、多いんじゃないですか? だとしたら、どちらが正しい行為なんだということになる。それに対して、どうだったのか、規則を守らなかったのかみたいな話は冗談じゃないということです」

 「もし、あのような、不信任案が否決されたら突然、言葉をひっくり返して、『そんなこと言った覚えはない』という話になって、そういう人間だとすれば不信任案に賛成すべきだったと思うが、やはり私は情の問題として、人間として、しっかりと約束をして、厳しい状況なんだから、それを打開するために党を割っちゃいかん、と。だから、辞めると。その時期を2つのことで確認を交わした。その交わしたことは厳然とした事実ですから! それを私はこれからも信じたいし、それを守らないのであれば、当然のことながら、それなりの処置を断固としてとっていくしかない。以上だ!」