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40歳代弁護士たちの憂鬱

知り合いの40代後半の弁護士が良く言う、こんな言葉を思い出します。


 「自分たちが、これまでの弁護士のスタイルで、なんとかやってこれた最後の世代だと思う」


 弁護士という仕事の安定的な基盤を彼らが今、作れていないということ、逆に言うと、安定的な基盤確立へのスタ―トが切れなくなった第一世代が彼らなのかもしれない、ということです。そこには、業務の継承をはじめ、さまざまな変化が経済状況との関係で彼らにのしかかった、とも考えられます。