野田内閣発足 基本政策での不一致、懸念
“野田丸”菅の置き土産で“座礁危機”
新政権は早々につぶれる 野田政権の12月崩壊を予言する (日刊ゲンダイ)
大新聞やテレビの解説者は、輿石を幹事長にし、対極の前原を政調会長にしたことで、「巧妙だ」「バランスをとった」と褒めている。しかし、それは野田に、人を使いこなす能力、腕力があっての話。有象無象を巧みに操る力のない者が、八方美人の人事をしたら、シッチャカメッチャカになるだけだ。
政調会長起用でダマされるな!挙党一致がアキれる 野田vs前原殴り合い寸前バトル一部始終 (日刊ゲンダイ)
野田が怒る背景には、代表選で邪魔されたということだけでなく、週刊誌沙汰になった暴力団関係者からの献金問題が絡む。くだんの人物を野田に紹介したのは前原だ。野田は自分の脇の甘さを棚に上げて、前原を恨んでいる。それでブチ切れたのである。
それなのに、野田が前原を政調会長に起用したのは、何だかんだ言って、決選投票で票を回してもらったし、ここで前原を取り込んでおくのと敵に回すのとでは、雲泥の差だからだ。ただでさえ、小沢一派が手ぐすね引いている。前原グループを敵に回したら党内運営が行き詰まってしまう。
だから、取り込んだのだが、「それが命取りになる」とみている関係者も多い。