■ - d1021の日記

チェルノブイリ原発による汚染地域での牛の加工に際し、一部の肉に許容基準を上回る放射性物質が含まれていた。ソ連保健省は、汚染肉を国内に最大限に拡散させ、また正常な肉と1対10の割合でもってそれらをソーセージ、缶詰ならびに肉半製品といったものに利用することを勧告した。

1986年5月8日、ソ連保健省は、放射線による住民の許容被曝基準を、従来の10倍にするという新基準を決定した。特別な場合には更に従来の50倍まで引き上げることが可能で現状の放射線でも今後2.5年間にわたりすべての年令の住民の健康は保証されるとした。どこかの国も同じである。