■ - d1021の日記

米国とグローバリズム新自由主義?：市場原理主義という名が付けられたその実支配層エリート集団が一体で国家を食い物にする「コーポラティズム体制」(ウォルフレン)に対する批判が沸き起こってきた。マイケル・ムーア氏が早々と支持を表明し参加を呼びかけ、ノーベル経済学賞受賞者のスティグリッツ

?：氏も支持を表明して参加。全米にデモが広がっている。米国社会についてよくわかる本→　堤未果「ルポ貧困大国アメリカ」米欧の警察国家化についてはロイック・ヴァカン「貧困という監獄」

?：米国の政治システムについてはK・V・ウォルフレン「アメリカとともに沈みゆく自由世界」が挙げられる。極端な民営化、福祉の削減と同時に進められた警察・刑務所への予算拡充と「ゼロ・トラレンス」政策の実施による警察国家化、そして

?：大手メディアを使った国民の洗脳とジャーナリズムの劣化・言論人の萎縮、金融業界・製薬会社・軍需企業による国家の私物化といった実態が浮き彫りになると思う。こうした傾向が顕著になったのはブッシュ政権の時からで、このネオコン・ネオリベ政策は海を越えて欧州・日本にも広まった。

?：日本でも大手マスコミの劣化は著しく、既得権支配層のプロパガンダ機関と成り下がり、もはやジャーナリズムとは程遠くなってしまっている。そして原子力村でその実態が浮き彫りとなったように官界・財界そして一部学者の癒着は顕著となっている。政治家は企業献金に依存しており、この制度が続く