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松下政経塾の出身者 「もう、休塾、廃塾したらどうですか」

「私が合格させた頃や、塾生の時分は、野田くんも良かったですよ。907名の受験者から、厳選、厳選で残った23名ですから。この子は政治家になるだろうな、普通の政治家としてはやっていけるだろうなあと思いましたよ。
ところが幸之助さんがいなくなった途端、コロッと変わった。出世争いだけしか頭にない。出世に比例して松下イズムを忘れる反比例。大臣やりたい、総理になりたい。入塾の頃は棒だったけど、だんだんとヤワなビニール紐だ。ただし、面接で採ったのは私だ。私にも責任がある」

「ところがなんたることか、野田くんも前原くんも、日本と世界の繁栄・平和・幸福を実現するこの志、松下イズムなどどっかに忘れた。〈株式会社民主党〉という大企業に入って、志をポロポロ剥がし、いまじゃ取るに足りない政治家です。後に続く者も、学ぶよりブランド欲しさで入塾して、泉下の松下幸之助さんは泣いておられますよ。使命は終わった。もう、休塾、廃塾したらどうですか。
幸之助さんの理念をどう思うかと訊かれて『いやあ、私深く調べたことがないんだ』と、こういう卒塾生がたくさんおる。
松下政経塾というんだから、松下幸之助の思想を学ぶところでしょ。彼が亡くなって32年。堕落しました。みんなギラギラ、政治家になりたい一辺倒です」