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「ジョブズ氏は最も優れた経営者ではなかった」、伝記著者語る

アイザックソン氏は8月中旬にジョブズ氏と最後に会ったときの様子についても語り、神や死後の世界を信じたがっていたという。ジョブズ氏は「がんになってから、以前より(神のことを)考えるようになったし、以前よりも信じていることに気付いた。死後の世界を信じたいからかもしれない。死んだら、消えてなくなるわけではないからね」と話し、それから少し間を置いて、「そう、でも時々、電源スイッチのように感じるときもある。押すと死んでしまう」と続けた後、「だから、アップルの製品にスイッチをつけるのが嫌なんだ」と語ったという。

S・ジョブズ氏と家族--知られざる一面を伝記著者が語る

 Jobs氏の病気が悪化するにつれて、Jobs氏の子どもたちはIsaacson氏に父親のことを話す時間を望むようになった。「Reedは父親をとても敬愛していた。わたしがこの本に取りかかり始めたとき、Reedはわたしに会いに来て、『散歩をしよう』と言った。Reedの父がやりそうなことにそっくりだった。そしてこう言った。『わたしの父について、他人に対して乱暴だとか冷酷だという話を多く聞くことになるだろうと思う。でも、父は製品に本当に気を配っており、単に金をもうけたり優れたビジネスマンになったりしようと躍起になっていたのではなかったということを、あなたに知ってほしい』」(Isaacson氏)