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中国:GDP9.2%に 11年、2年ぶり1桁成長

 10年に名目GDPで日本を抜いて、米国に次ぐ世界第2位の経済大国になった中国。しかし、11年は欧州債務危機などの影響による輸出鈍化と、インフレ抑制のための中国人民銀行中央銀行)による金融引き締め政策などを背景に経済の減速傾向が強まっている。

11年の四半期の成長率の推移を見ると、1〜3月期は9.7%、4〜6月期は9.5%、7〜9月期は9.1%と次第に鈍化。10〜12月期は欧州向け輸出減などを背景に9%を割り込んだ。

 このため、中国人民銀行は昨年12月には、民間銀行から預金の一定割合を強制的に預かる資金の比率を示す預金準備率を約3年ぶりに引き下げて、従来の金融引き締め方針を転換。景気減速にも配慮する姿勢を打ち出しているが、インフレ懸念も根強く、中国政府は難しい経済政策運営を強いられている。

中国の成長はさらに鈍化する可能性=国家統計局長

中国国家統計局の馬建堂局長は17日、中国経済は当局がマクロ調整政策を進めている影響で、成長がさらに鈍化する可能性があるとの認識を示した。