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「成長と雇用」重視に舵を切る国際社会の中の「まぬけでありがたい国」日本〜「総理の座を失うのが怖い」野田内閣の「バカの壁」

「成長は財政規律が存在して初めて固く根を張ることができる。ただ、財政規律は成長と雇用創出があって初めて維持することができる」


22日、ローマで行われた独仏伊スペインの4カ国首脳会談後、モンティ伊首相は共同記者会見でこのように述べた。

「財政規律」を重んじるメルケル独首相も、「3カ国首脳が表明した、EUGDP1%相当を新たに投資など成長支援に割り当てる案に全面的に同意する」と言明。「われわれが必要としている、真意のあるシグナルだ」と語り、「財政規律は成長と雇用創出があって初めて維持することができる」とする認識をユーロ圏主要4か国が共有したことを表明した。

 「票を失うのが怖い政治家達がいない方が、改革が進む」と表明して来た著名な経済学者である民間人モンティ伊首相は、日本で「総理の座を失うのが怖い政治家」が無謀な政策から方針転換できないのを尻目に「君子豹変」、現実路線に舵を切った。もはやモンティ伊首相は、緊縮財政による財政再建を目指す野田総理の盟友でも何でもない。