31日付のウォルフスブルク地元新聞「Wolfsburger Allgemeine Zeitung」紙は次のように伝えた。
「移籍マーケットが終了する寸前に、ヴォルフスブルグは売れ残った選手を2人放出できた。右サイドバックのペテル・ペカリクは2部のヘルタに2年契約で完全移籍。サイドの選手、パトリック・オフスは1年間のレンタル契約でホッフェンハイムへ。この2人はすでにトップチームの構想から外れ、放出リストに名前が載っていた。そこには長谷部、マルコ・ルスの名前もあったが、この2人の移籍は実現しなかった」
ウォルフスブルクではボランチ、サイドバック、さらにGKまでもユーティリティーにこなしてきた長谷部だが、今シーズンのフェリックス・マガト監督の構想には入っておらず、プレシーズンのキャンプメンバーから外されるなど、クラブ側からは移籍容認の姿勢が一貫して取られていた。長谷部らの残留に対し、同監督は次のように述べている。
「クラブを助ける意志があり、自分の力を発揮できるようだったら、歓迎するし、チャンスも与える。ただし、彼らの状況が変わったわけではない」
今シーズン、長谷部はトップチームの練習に参加し、中盤の2番手以降の選手としてプレーすることになり、一方のルスはしばらく2軍チームでの練習を続けるだろう。
今シーズンも、VFL WOLFSBURGの一員として戦います。
随所(ずいしょ)に主(しゅ)と作(な)れば、立処(りっしょ)皆(みな)真(しん)なり。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20120831#1346423315