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【from Editor】「祭礼や、最良」の地域社会

 寺院や神社、伝統行事が多い京都を取材エリアとする京都総局には「宗教担当」記者がいる。産経新聞の大先輩で作家の司馬遼太郎さんも、かつて担当だった。その記者にとって「1年でもっとも長い日」が10月22日。日中に時代祭、夜には鞍馬(くらま)の火祭が行われる日である。


 記者は、時代祭の大阪夕刊と京都府下版用の記事を執筆し、午後には火祭の取材に向かう。時代祭京都市中心部の京都御所周辺が主舞台。火祭は御所から10キロ以上北にある由岐(ゆき)神社の祭礼で、終了は深夜に及ぶ。