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G20、競争的通貨切り下げを回避=声明

 声明は、為替について、競争目的に為替レートを用いず、競争的切り下げを回避すると表明。世界経済の不均衡是正達成のため協力し、国内貯蓄や生産性改善をもたらす構造改革の推進に向け努力する姿勢を示した。


 財政健全化については、信頼に足る中期的な財政健全化にコミットしながらも、短期的な経済状況も考慮するとした。

 声明文は、ロイターが事前に入手した最終声明案とほぼ同じ内容だった。

G20「通貨安競争」行わないこと確認 NHKニュース

G20は日本時間の16日夜終了し、討議の成果をまとめた共同声明を発表しました。
声明ではまず、世界経済の現状について、「リスクは依然残っており、成長力はまだ極めて弱い」としています。
そのうえで、こうした経済状況で、日本など先進国の金融緩和が輸出を有利にする為替誘導に当たるのではないかという懸念が強まっていることを受け、「通貨の競争的な切り下げを避ける」とともに、「G20各国は為替レートを競争力を高めるための政策の目標にしない」との文言を明記しました。
さらに声明では、「国内のために実施する政策がほかの国に与える負の影響を監視し、最小化することを約束する」とし、先進国は新興国や世界経済に配慮した政策をとっていくことも確認しました。
これは、これまでの先進国の金融緩和で新興国に過剰に資金が流れ込み、金融市場の不安定化を招いているなどとして、根強い批判があることに配慮したものです。
今回のG20は、日本が積極的な金融緩和を提唱し、比較的速いスピードで円安が進んだことをきっかけに、為替相場の問題が主要な議題になりましたが、これまでの方針を改めて確認することで協調姿勢を維持しました。