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住宅の資産効果、かつてのような威力ない−FRBに緩和圧力

住宅のオーナーは不動産をATM(現金自動預払機)として利用して支出を増やすのではなく、ローンの元本支払いや返済期間短縮に動く傾向が強まっている。 フレディマック (連邦住宅貸付抵当公社)によると、昨年10−12月(第4四半期)にはローン借り換えでより多くの資金を住宅に充てるキャッシュインが、支出を増やすキャッシュアウトを2対1の割合で上回った。

シカゴ大学ブース経営大学院のアミル・スフィ教授は資産効果について「かなり小さくなっている」と語る。同教授の試算によると、住宅資産価値の1ドル上昇は1セントの支出増にしかつながらないとみられる。エコノミストらの推計では、リセッション(景気後退)前はそれが3−5セント増だった。