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焦点：ＦＲＢは市場との対話で混乱、透明性向上は無いものねだりか | Reuters

バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長は今、昔の海図上で未知の領域には「竜の生息地」と記されていた意味を思い知らされている。

ＦＲＢが６月１９日、資産買い入れプログラムを２０１４年半ばまでに停止するという荒削りの航海図を示したことに、世界の市場は激しく反応した。投資家は直ちに、ゼロ金利解除が予想より早まると予想した。

明らかに面食らったバーナンキ議長その他の当局者は以来、揺り起こしてしまった怪獣をなだめようとしてきた。段階的な資産買い入れの終了は、借り入れコストが直ちに上昇する前兆ではないことを伝える上で、ＦＲＢには別のやり方があったのではないか、との疑問が持ち上がる。