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英議会がシリア軍事介入否決、オバマ政権に打撃 | Reuters

英議会は29日夜、シリアに対する軍事行動案を285対272で否決した。キャメロン首相は対シリア武力行使への英国の参加に道を開く、重要だが象徴的な採決で支持を得られなかった。


キャメロン首相は否決を受け、議会が化学兵器使用に関してシリアへの武力行使を望んでいないのは明らかだとし、議会の意向を無視しないと表明。今後は相応な行動をとっていく方針を示した。

シリアのアサド政権による化学兵器使用の確たる証拠が入手できない中で、英国議会が軍事介入にノーを突き付けたことは、オバマ米大統領にとって大きな打撃だ。

オバマ政権高官は同日午後、シリア情勢について米議会指導部に説明を行う。ケリー国務長官ヘーゲル国防長官のほか、ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)やクラッパー国家情報長官らがブリーフィングを行う。


ホワイトハウスは、いかなる軍事行動も「非常に控えめで限定的な」ものになるとし、イラクへの対応とは極めて異なると強調した。

英下院 軍事行動の是非問う提案否決 NHKニュース

イギリスでは29日、シリア問題への対応を巡って緊急に議会が招集されました。
この中でイギリス政府は、シリアに対するイギリスの軍事行動について、議会に根強い反対があることを受けて、国連の調査団の調査結果を待ち、安全保障理事会での議論も踏まえたうえで、議会下院で是非を採決するという提案を行いました。
この提案について、議会下院は29日夜遅く採決を行い、反対多数で否決しました。

イギリスでは、2003年に始まったイラク戦争に、アメリカが存在を主張していた大量破壊兵器の確たる証拠がないまま参戦したという見方が根強く、世論調査でも軍事行動への反対が賛成を大きく上回っています。