…それが、最後たった20秒で、ぜんぜん違うドラマになってしまった。
これまでのメッセージの全否定ともいうべき最後の20秒だった。
つまりそれは、
「結局、今の日本の組織では半沢のような会社員は評価されないんですよ」
「半沢のような男が存在していくことは不可能なんですよ」
「結局、現実はこんなもんです諦めなさい」
という、救いようのないメッセージを視聴者に突きつけたということだ。
…あの終わり方はないわ。
もし私が会社員だったら、翌日どんな気持ちで出社したらいいのかと思う。
何というか、宝塚歌劇だと思ってずっと見続けていたら、最後の20秒で突然、超リアリズム満載の暗くてやりきれないストレートプレイに切り替わって、そのまま幕が降りてしまいました〜って感じなのである。
もちろん、原作のシリーズがそうなっているからという話も聞いている。
だが、かりにそうなら視聴者も納得でき、心地よく楽しめるよう脚色すべきである。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20130827#1377601629
iTunes - ミュージック - 和央ようか, 宝塚歌劇団 & 花總まり「宙組 大劇場「鳳凰伝」」
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