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イラン核協議 合意へ厳しい交渉 NHKニュース

イランと欧米など関係6か国は、オーストリアのウィーンで18日から核開発問題の最終的な解決に向けた包括的な合意を目指す新たな協議を始め、イランのザリーフ外相やEU=ヨーロッパ連合のアシュトン上級代表らが出席しています。
全体の協議では、最終的な合意に向けての議題や交渉の枠組み作りなどについて話し合う一方、18日の午後には、イランとアメリカの高官が個別に直接交渉を行うなど、初日から関係国の駆け引きも始まっています。
欧米側は、最終的な合意に向けて、イランが建設中の重水炉の建設計画の撤回などさらなる核開発の制限を求めるものとみられます。
しかし、イラン側の実質的な交渉責任者を務めるアラグチ外務次官は18日、記者団に対し「核施設の解体は議論の対象ではない」と述べるなど、譲歩を求める欧米側をけん制しています。
イランと欧米側は、第1段階の措置が実行される6か月の間に包括的な合意に向けた道筋をつけたいとしていますが、イランが主張する核開発の権利を巡って欧米側との隔たりは依然として大きく、厳しい交渉が続いています。

イラン核問題、包括的解決目指す協議始まる | Reuters

18日は、公式協議とは別に米国のシャーマン国務次官(政治担当)とイランのアラクチ外務次官が1時間20分にわたり協議した。内容は明らかになっていないが、米国とイランの直接協議は、2013年のロウハニ大統領当選以前は考えられなかった。


イラン核問題を解決するためには、米国とイランの協議が不可欠とされている。協議終了後、米国務省高官は匿名を条件に「協議は生産的で、包括的協議の進め方について重点的に話し合われた」と語った。

外交筋によると、この会談後、18日夜にイランと6カ国が集まり、今後の協議の進め方を協議した。協議は現地時間19日午前10時30分(日本時間午後6時30分)ごろから再開され、20日まで続く可能性もあるという。


米政府高官は「初日の協議は、包括的協議の進め方に大半を割いた。われわれは、今回すべての問題が交渉のテーブル上にあり、今こそ、細部まで検討し解決に取り組むべき時という立場を明確にした」と述べた。


アシュトン欧州連合(EU)外交安全保障上級代表率いる欧州の外交筋は、今後の協議の進め方について何の決定も下されていないと説明。「生産的かつ前向きな雰囲気のなか、突っ込んだ協議が行われた。だが、まだ初日であり、少なくともあと1日残っている」と述べた。

Iran, powers hold 'substantive' nuclear talks; U.S., Iranians meet | Reuters

Six world powers and Iran began "substantive" talks on Tuesday in pursuit of a final settlement on Tehran's contested nuclear program in the coming months despite caveats from both sides that a breakthrough deal may prove impossible.