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〔情報BOX〕2014年1月FOMC議事録のスタッフ予想に関する部分 | Reuters

1月のFOMC向けにスタッフが準備した経済予測では、2013年下期の実質国内総生産(GDP)伸び率が従来のスタッフ予測を上回ったと推定された。ただ、在庫投資および純輸出の力強さの一部は、一時的な可能性がある。


2013年下期の成長加速により示唆された勢いは、見込まれるドル相場の上昇によりほぼ打ち消されるため、実質GDP伸び率に関するスタッフの中期予測は総じて据え置かれた。


またスタッフは、潜在成長率が近年高まり、今年および来年も高まるとの見通しを下方修正した。


スタッフは引き続き、実質GDPが今後数年、2013年を上回るペースで増加し、潜在成長率を上回ると予想している。


この経済活動の加速は、継続中の緩和的な金融政策、財政政策による成長への足かせの軽減、消費者・企業の信頼感向上、信用・金融環境のさらなる改善、海外経済の継続的な成長加速に支援される見通しだ。


経済活動の拡大により、予測期間に資源の緩み(resource slack)がゆっくりしたペースで減り、失業率は緩やかに低下し、2016年にスタッフが予測する長期自然失業率に達すると予想している。


インフレに関するスタッフの予測は、前回とほとんど同じ。ただ短期予測は、最近のエネルギー価格下落を踏まえ若干下方修正した。


スタッフは引き続き、今年はじめはインフレ率がFOMCの目標である2%を大きく下回って推移するものの、2013年の大半につけた低水準は上回ると予想している。


中期的には、長期インフレ期待が引き続き安定するとともに、商品(コモディティ)・輸入価格の変動は小さく、労働・製品市場の緩みは緩やかに後退し、インフレ率はFOMCの目標に向かってゆっくりと回帰することが見込まれる。


このところの新興国の動向については、最近の金融市場のボラティリティーによる影響は、新興国の全般的な見通しを著しく変化させるほど大きくはなく、同様に米国の動向への波及的な影響も限定的な公算が大きいと判断している。


だが情勢は流動的であるため、状況を注意深く監視することが必要だ。


スタッフは引き続き、見通しをめぐり複数のリスクが存在すると考えている。実質GDP伸び率見通しへの下方リスクは低減したとみられるが、リスクは依然やや下向きに傾いているようだ。なぜならフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が事実上の下限にある状況下で、米経済は一段のマイナスの衝撃に耐え得る十分な体制にはないからだ。


またスタッフは、失業率およびインフレ率の見通しをめぐるリスクはほぼ均衡していると考えている。