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原発「減らすべき」「全廃」80%近くに NHKニュース
原発建設 新興国中心に急増の見通し NHKニュース

IAEA国際原子力機関によりますと、運転が可能な世界の原子力発電所は、31の国と地域で合わせて435基あります。
このうち、▽アメリカが100基と世界最大の原発保有国になっていて、次いで▽フランスが58基、▽続いて日本が48基となっていますが、原発事故をきっかけにすべての原発が運転を停止しています。
このほか、▽ロシアの33基、▽韓国の23基、▽中国とインドが21基と続いています。
また、イギリスに本部を置く世界原子力協会によりますと、建設中の原発は世界全体で70基に上っていて、このうち最も多いのは中国の28基となっています。
さらに2030年までに新たに建設が計画されている原発は先月の時点で、28の国の173基に上っており、最も多いのは中国で58基となっています。
次いでロシアが31基、インドが18基となっていて、エネルギーの需要が高まっている新興国を中心に新たな原発の建設が今後、急増する見通しです。
一方で、福島第一原発の事故をきっかけに各国の市民の間で広がった原発の安全性への不安は払拭(ふっしょく)されておらず、ドイツ、スイスなど、ヨーロッパの一部の国では脱原発の取り組みが続いています。
今後、原発が増えていく見通しとなるなか、福島第一原発の事故を教訓にした安全対策のさらなる強化が求められています。