ロシア大統領がクリミア編入条約に署名、国内法的手続き完了 | Reuters
同大統領は同時に、クリミアとセバストポリにそれぞれ行政区域を新設する法案にも署名した。
ロシアのプーチン大統領は１８日、ウクライナ南部のクリミア自治共和国をロシアに編入する条約に署名し、これを受けて２０日、議会下院でこの条約が批准されました。
上院でも２１日、条約の批准について審議が行われ、出席議員１５５人全員の賛成で批准されました。
このあと、プーチン大統領は上下両院議長や各政党の党首らを前に、批准に関する法律と、憲法の条項を修正して自治体を新たに増やす法律に署名して、編入手続きが完了しました。
ロシア政府は、クリミアのロシアへの編入は現地で今月１６日に行われた住民投票で賛成多数で承認されたとして、住民の自決権を尊重した正当なもので、国連憲章をはじめ国際法にのっとったものだと主張しています。
これに対してウクライナ暫定政府や欧米各国は、ウクライナの憲法や国際法に違反するとして激しく反発し、クリミアのロシアへの編入を認めていません。
Crimea, Sevastopol officially join Russia as Putin signs final decree ― RT News
