米4月の消費支出は0.1%減、物価はじわり上昇 | Reuters
米商務省が30日発表した4月の個人所得・支出統計は、消費支出が前月比0.1%減少し、2013年4月以来1年ぶりのマイナスとなった。市場予想は0.2%の増加を見込んでいた。ただ、今回の数字は第2・四半期に米経済が回復するとの見方に影響しないとみられる。
需要は減少したものの、物価上昇圧力は高まっている。個人消費支出(PCE)価格指数は前月比で0.2%、前年比では1.6%上昇した。前年比の伸び率は2012年11月以来の大きさだった。 変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前月比で0.2%、前年比が1.4%の上昇。前年比は2013年3月以来の大きな上昇率だった。