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通貨安対策緩和は時期尚早、インフレ深刻=ロシア中銀第1副総裁 | Reuters

ロシア中央銀行のユダエワ第1副総裁は2日、深刻なインフレ問題などを理由に、ルーブル安対策の緩和は時期尚早だとの見方を示した。


ウクライナ問題の緊迫化を受けて通貨ルーブルが急落したことから、中銀はルーブル下支えのための緊急措置を講じてきた。3月には為替介入額の上限を3億5000万ドルから15億ドルに引き上げ、ルーブルの変動幅を毎日見直すことも決めた。


介入政策を決定するパラメーターを元に戻すかどうかについて議会で質問された第1副総裁は、変更は急いでいないと表明。「インフレ問題はかなり深刻だ。預金の伸びは大幅に鈍化している。(通貨安対策を)緩和するのはまだ早過ぎることを示す経済指標はまだ多い。特に銀行間市場は閑散としており、起債も減っている。これらを受けて、金融政策の決定は困難になっている」と述べた。


ロシアの4月の消費者物価の伸び率は前年比7.3%だった。中銀は中期のインフレ目標を4%に設定している。