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英中銀傘下のFPC、住宅バブル退治に全能でない=外部委員 | Reuters

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)傘下でマクロプルーデンス政策を司る金融監督委員会(FPC)の外部委員、リチャード・シャープ氏は4日、FPCは資産価格バブル退治において全能ではないと強調した。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスでの講演。


FPCは17日に次回会合を開く予定で、英住宅価格が一部地域で2桁台の伸びを示している問題に対処するよう強く期待されている。FPCが発足したのは昨年4月。


しかしシャープ氏は「われわれは住宅価格ではなく金融安定に責任を負っている」と言明。外国人の購入によって不動産価格が高騰しているロンドンに関心が集中しがちだが、国全体を見渡していくとし、「FPCが行動を起こすかどうか、またその時期について言えば、段階的なアプローチを採るべきだ」との考えを示した。


シャープ氏は「FPCを評価する際には、能力を結集すればショックの発生を常に予測できる全能の委員会だなどと、どうか期待しないで頂きたい」と語りかけた。


システミックなリスクの蓄積を特定するのは困難であり、マクロプルーデンス政策の有効性は実証されていないとも指摘。その上でFPCの役割について「ショックが起こった暁に─ショックは実際訪れるものだ─金融システムがそれをうまく制御できるだけの力と耐性を備えていられるよう、万全を期すことにおいて明白な説明責任がある」と説明した。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140604#1401879615
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140603#1401792587
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140602#1401706753
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