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【賢者に学ぶ】保守的であるということ 哲学者・適菜収 - MSN産経ニュース

 外科医は手術中に手を止めて器具を作り直したりはしない。職人は急ぎの仕事のときほど、使い慣れた道具を選んで使う。


 「道具の使用の本質は使い慣れることであり、それゆえ人間は、道具を使用する動物である限り、保守的性向を有するのである」

 これは政治においても同じだ。保守は危機においても抜本的改革を選ばずに、すでに所有している慣れ親しんだ道具(制度)を利用する。

 よって保守は「或る変革が間違いなく進歩であるかのように自らを売り込んでくるときでさえ、彼はそれを認める前に、その宣伝文句を繰り返し調べるだろう」。

 保守はイデオロギーではなく、変化と変革に対する一定の態度として現れる。

彼らは「政治というものを、価値ある道具を新しく永遠に備えつけるための、機会だとみなすのではなく、一組の価値ある道具を時々修繕しては調子を維持していくという、活動だとみなす傾向がある」

 彼らの仕事は夢を語ることではなく、「既にあまりにも情熱的になっている人々が行う諸活動の中に、節度を保つという要素を投入すること」である。

 規則を修正する際には、「それに服する者達の諸々の活動や信条における変化を常に反映したものでなければならず、決してそうした変化を押し付けることがあってはならない」。

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