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MH17が撃墜された日までNATOが黒海で軍事演習、イージス艦やAWACSが参加して撃墜を監視 | 《櫻井ジャーナル》

 7月7日から17日にかけて、つまりマレーシア航空17便がウクライナ東部の交戦地帯上空で撃墜された日までNATO黒海で軍事演習「ブリーズ2014」を実施、この「偶然」が注目されている。


 演習にはアメリカ海軍のイージス艦「ベラ・ガルフ」、AWACS早期警戒管制機)の「E-3」、電子戦機の「EA-18G」も参加、民間機も監視していたはず。当然、MH17の動きもモニター、MH17が航路を逸脱してミサイルに撃墜される様子を黙って見ていたことになる。


 現在、アメリカやイギリスでは政府やメディアが撃墜の責任をロシアへ押しつけようと大キャンペーンを張っているが、証拠らしい証拠は提示されていない。反ファシスト軍の交信と称する録音(英語版、ロシア語版)はいくつかの無関係な会話をつなげたものだということする解析結果が明らかにされている。会話の中に出てくる地名は撃墜現場から100キロメートルほど離れた場所であり、作成されたのは事故の前日だという指摘もある。


 イージス艦AWACS、電子戦機だけでなく、アメリカにはスパイ衛星があり、ウクライナを宇宙から監視しつづけているはず。今年春、アメリカ政府はロシア軍がウクライナとの国境近くに4万名程度の部隊を集結させている証拠だとする写真を公表し、ロシア側から昨年8月に行われた軍事演習のときに撮られたものだと反論されると言うことがあった。


 今回、アメリカの有力メディアはロシアとの戦争を煽るキャンペーンを続けているが、自国政府に対し、衛星写真など証拠を示せとは求めていない。イラクの「大量破壊兵器」やシリアの「化学兵器」と同じように、戦争を始めるための嘘だと自覚、政府を困らせたくないのだろう。

 MH17の撃墜に関し、ロシア政府は国際機関による公正な調査を求めてきた。調査を嫌がっているのはキエフ政権側。現地に調査団が到着するのとタイミングを合わせるかのようにキエフ軍はドネツクへの攻撃を激化させている。

 1980年代にニカラグア反革命ゲリラ「コントラ」の麻薬取引を暴き、有力メディアの世界から追い出されたジャーナリストのロバート・パリーによると、アメリカの情報機関はMH17を撃墜したミサイルが発射される映像を保有、そこにはウクライナ軍の制服を着た兵士が写っているという。現在、「西側」ではブークをロシアから運び、それを持ち帰ったということにされているが、これは大きなシステムで、これを隠して移動することは不可能。

露国防省が記者会見を開き、Su-25がMH17の近くを飛行、ブーク防空システムも現場に配備と説明 | 《櫻井ジャーナル》

7月4日にAPはキエフ軍がスラビヤンスクからブークを移動させている様子を撮影した写真を配信している。キエフ軍が制圧作戦にブーク防空システムを持ち込んでいることは間違いない。撃墜の当日、3から4基のブーク防空システムをルガンスクから8キロメートルの地点にキエフ軍は配備していたとロシア国防省は写真付きで主張している。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140720#1405853551