ドイツのメルケル首相がウクライナ訪問、「国境管理の強化必要」 | Reuters
会談後に会見したメルケル首相は、ウクライナ情勢の緊張緩和には、対ロシア国境の管理を強化する必要があると発言。26日に予定されているロシア・ウクライナ首脳会談について「問題の解決には双方(の行動)が必要だ。どちらか一方だけでは、和平は実現できない。ロシアとの協議で問題が解決することを期待する」と述べた。
メルケル首相は、ウクライナ東部での停戦が必要だが、最大の問題は、対ロシア国境の管理ができていない点にあると指摘。ウクライナとロシアが、欧州安保協力機構(OSCE)による国境監視に同意することを提案した。
ポロシェンコ大統領は、同意の余地があるとの考えを示唆。「ウクライナと欧州のパートナーは、和平実現のためにあらゆることを行う。ただ主権、領土の一体性、ウクライナの独立は譲れない」と述べた。