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小笠原道大が導き出した「代打の極意」|コラム|スポーツナビ

「代打は初めてだと言われていますが、最初(プロ1年目、2年目)は代打ですからね。毎年、ゼロからのスタートと思っていることなんですが、チームが変わったことでこれまで以上にという気持ち。1試合に1回、1打席という少ない機会の中で、なんとかしようという思いで、一瞬でも無駄にしないように心掛けています」


「過去の実績で野球をしてきたことなどない」と前置きし、今季は特に心機一転で臨んでいると明かした。そうさせる理由として、突如不振に陥った昨年までの3年間が少なからず関係しているはずだ。ニュートラルな状態に置きながら、それでも小笠原という選手の根底にあるものは変わらない。


「1打席、1打席、その瞬間がすべて。そのためにしっかり準備をして、その試合、その打席を迎える。その中で日々、成長していかないといけない。調子うんぬんではなく、その日、1日を全うできるかどうか。その積み重ねでここまで来ましたし、これからも同じようにやっていきたいと思います」

「代打なんでいろいろと考えていたら終わってしまう。ピッチャーが投げたボールに食らいつく気持ちで打ちました。打席に入ったらいろいろな状況はありますけど、何も考えずに白いボールを打つ、それだけなんです」

「どのコースに(ボールが)来るのかなんて分からないですからね。絶対にここに来るなんてことはないので。ましてや相手投手が投げてくるボールも球種はいろいろとありますから、来た球に食らいついていく。その中でたまたま連続して結果が出ているとしか言いようがないんだけどね」

「1球に対して集中して、打てる球を打っていくかだけを意識して打席に立っています。それ以外はまったく考えていませんね」

「1本でも多く打てることに越したことはないんだけど、打つだけでなくつなぐことが大事。四球でもいいから出塁できるように、自分の仕事をしていきたいという思いだけです」

「みんながひとつの目標に対して全力でやっていることのつながり。それを大事にしていきたい」

足早にその場を後にしようとする小笠原に最後にひとつ、「代打という新たな役割を務め上げている中で、新たに見えてきたものはあるか?」と問うと、足を止めてゆっくりと口を開いた。


「今はまだシーズンの途中なので、1年間通してやってみての振り返りというのはあるのだと思う。今は一生懸命、1打席、1打席やっている段階。答えや結論、発見というのはないので、はっきりとしたものというのは言葉に出てこないです。それはまだ先になることだと思うので、そのときにまたよろしくお願いします」

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