上川氏は、衆議院静岡1区選出の当選4回で61歳。
三菱総研の研究員を経て、平成12年の衆議院選挙で初当選しました。
これまでに、第1次安倍改造内閣と福田内閣で少子化担当大臣を務めたほか、党の女性局長なども歴任し、現在は、安倍政権の重要課題の1つである「女性が輝く社会」の実現に向けて、党の女性活躍推進本部長を務めています。
安倍総理大臣としては、少子化対策や女性の社会進出などの政策に精通している上川氏を松島氏の後任の法務大臣に起用することで、引き続き、女性の活躍を後押しする姿勢をアピールするねらいもあるものとみられます。
宮沢氏は、参議院広島選挙区選出の当選1回で64歳。
総理大臣を務めた故・宮沢喜一氏のおいで、旧大蔵省の企画官などを経て、平成12年の衆議院選挙で初当選して衆議院議員を3期務め、内閣府副大臣などを歴任しました。
その後、平成22年の参議院選挙に立候補して当選し、現在は、党の政務調査会長代理を務めています。
安倍総理大臣としては、宮沢氏が経済と財政の分野に精通していることに加え、政務調査会長代理として幅広く政策の立案に関わってきたことなどを評価し、小渕氏の後任の経済産業大臣への起用を内定しました。
初めての入閣です。