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台風20号 小笠原などに接近へ 暴風高波に警戒 NHKニュース

気象庁の観測によりますと、強い台風20号は、5日午後3時には日本の南の海上を1時間に20キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心の南東側170キロ以内と北西側130キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風はこのあと北北東へ進むと予想され、6日にかけて小笠原諸島や伊豆諸島南部に近づく見込みです。
小笠原諸島と伊豆諸島南部では次第に風が強まり、6日にかけての最大風速は20メートルから25メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達すると予想されています。
波の高さは、小笠原諸島で9メートルと猛烈なしけとなるほか、伊豆諸島南部でも6メートルの大しけとなる見込みです。
また、西日本と東日本の太平洋側も、うねりを伴ってしけるところがある見込みです。
気象庁は、小笠原諸島と伊豆諸島南部では暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。

台風接近 “サンゴ密漁船”にも警戒 NHKニュース

第3管区海上保安本部によりますと、小笠原諸島と伊豆諸島の周辺では3日の時点で、200隻を超える中国のサンゴ漁船とみられる船が確認されていて、巡視船などが警戒を強めています。
これらの海域では、6日にかけて、台風20号が接近すると予想されていることから、海上保安本部では、これらの漁船が台風の進路を避けて島に近づく可能性もあるとみています。
このため、海上保安本部では、これらの漁船に速やかに島から離れるよう呼びかけを強めるとともに、乗組員が島に上陸することがないよう警戒しています。

このうち、伊豆諸島の八丈島では漁業者が船をロープで岸に固定するなど備えを進めているほか、中国のサンゴ漁船とみられる船が島に近づかないか地元の警察が警戒に当たっています。
八丈島では朝から雨が降り続いていて、午後からは時折雨足が強まり、風も強さを増しています。
沿岸には高い波が打ち寄せ白い波しぶきが上がっています。
30隻以上の漁船が係留されている島の北東部の神湊漁港では正午すぎから漁業者が出て船が沖合に流れ出ないようロープで岸に固定したり隣どうしの船を繋いだりするなど対応に追われていました。
一方、台風の接近に伴い、中国のサンゴ漁船とみられる船が避難のため港に近づく事態も想定されています。
漁業者の1人は「相手はどんな装備を持っているか分からないので不気味です。台風を避けてこの海域から去ってくれればいいのですが」と話していました。
地元の八丈島警察署では沿岸部の警戒を強化していて、5日はパトロール中の警察官が見晴らしのよい場所に立って沖合に不審な船が来ていないか双眼鏡を使って確認していました。
トロールをしていた八丈島警察署の菊池俊介警務係長は「不審な船を見つけた場合はすぐに警察署か町役場に連絡してほしい」と話していました。